YouTubeチャンネルが収益化できた話

 

先日、自分のYouTubeチャンネルを無事に収益化する事ができました。

チャンネル開設してから約半年で収益化できました。

今回は収益化までの道のりを僕の体験談を踏まえてご紹介しようと思います。

あくまで僕の経験談と感じた事なので詳しく知りたい方は解説している人がたくさんいるのでそちらをご覧下さい。

 

 

1.収益化するためには

 

まずYouTubeの収益化と良く耳にする言葉かと思いますがどうやったら収益化できるのかご存知でしょうか。

下記条件を満たしYouTubeの審査を通る事で可能になります。

 

①過去12ヶ月の動画再生時間が計4000時間

②チャンネル登録者数1,000人

 

この条件を見て皆さんどう感じましたか?

 

 

①は4000時間を分にすると240,000分

つまり1日658分以上の再生回数が必要となり、動画1本の長さを10分として計算すると毎日66回再生される必要があります。

 

数字だけ見ると結構楽勝な感じがしますが、誰も自分の事を知らない弱小チャンネルの動画を10分フルで視聴してくれる人が毎日新規で66人継続してい続けるという事を考えると、思ったよりも大変な事に気づくでしょう。

 

何が大変かってYouTubeで動画を見る時どうやって動画選んでますか?

だらだら見る時っておすすめ動画とか関連動画から見てますよね?

明確に見たい物がある場合は検索して見てますよね?

 

YouTubeにはおすすめに載せる条件が色々あり割愛しますが、最初からいきなりおすすめに載ったり関連動画に載る事はまずありえません。

有名人や人より優れている一芸も無いただの一般人にはまず無理です。

 

誰にも動画が見られない→再生回数が伸びない→誰にも見つけて貰えず埋もれて行くという状態がひたすら続くのでまず動画を発見されません。

 

また、検索の場合はSEOという言葉もある通り検索結果の上の方から見たり再生回数が多い動画=多くの人が見てる有益な動画だと思って視聴しませんか?

 

動画投稿を始めてもしばらくの間は再生回数2桁、3桁は当たり前でここがおそらく多くの人が挫折するポイントでしょう。

 

 

「内容もしっかりしててクオリティの高い動画を作っているから見てもらえれば絶対に視聴者が食いつく!」と豪語しても、まず動画を見つけて貰えないから再生回数上がらなくてモチベーションが上がらず挫折、なんて話は往々にして良く聞きます。

 

 

更に②のチャンネル登録者数1,000人についてですが、これも皆さんどう感じますか?

おそらく普段見ているようなYoutuberの人はみんな登録者数万人以上のトップ層の人でそれ以下は目にもついていない事でしょう。

 

良く考えると自分の発信するコンテンツに1,000人ファンがいるってすごい事だと思いませんか?

オタクの皆さんに分かりやすい数字で言うと、恵比寿リキッドルームの会場キャパがちょうど1,000人らしいです。

 

どうでしょう、 

自分の発信するコンテンツで恵比寿リキッドルームを満員にして客を魅了できますか?

 

「そんなの簡単だろw」って思う人はYouTubeの才能があると思うので今すぐ始めた方が良いです。

そうでない人は1,000人って結構難しい事だと思ってくれたと思います。

 

 

そもそもの話ですが、皆さんチャンネル登録ってしていますか?

僕自身あまりチャンネル登録をしない人間なので、毎日見ている好きなYoutuberですら登録をしていないズボラ人間です。

なぜ登録しない?と言われると「チャンネル登録をしていなくても不自由無く動画が見れるから」だと思います。

 

現在の仕様上、登録していてもメリットが大きくないので積極的に登録しない僕みたいな人間もいる中、自分のチャンネルを登録してくれる人たちは何て優しい人たちなんだ…(泣)と思ってます。

 

つまり、一部のトップ層以外は「その人の動画だから見る」という必然性が薄く、継続的に見てくれるファンを増やす動画を作り続けるというのは大変な事なのです。

 

 

 

2.収益化するまでに取り組んだ事

 

ここからは自分がどうやって収益化できたのか取り組んだ事を少しご紹介します。

 

一応、終了画面やチャンネルのアイコン設定とか概要欄とか初歩的なテクニックは全て行っているという前提でお話します。

 

 

結論から申し上げると一番大事なのはチャンネルを"育てる"というブランディング意識です。

"育てる"というのは、視聴者に見続けて貰える魅力的な動画を作り続け動画投稿を怠らないという事です。

そんなの当たり前だろw」と今更語るべき事でも無い気がしますが、これが基本で一番大事なのです。

 

扱う内容についてですが、育ちきっていないチャンネルではジャンルを固定化、特化した方が良いらしいです。

 

これは既に育ちきっているチャンネルでは、投稿者の事が好き=固定ファンになっている状態であればどんな動画でも需要があるからです。

HIKAKINのチャンネルだから商品紹介も見る、マイクラ動画も見る、猫の動画も見る、のように投稿者が好きだから動画を見るパターンですね。

 

 

チャンネルが育ちきっていない時、動画の内容に興味がある、惹かれたから視聴するという段階では、例えば筋トレを扱うチャンネルなのにいきなりバイク動画にシフトするなど、違うジャンルの動画を扱うのはどこの関連動画に載せようか困ってしまい、おすすめされなくなるという現象があるようです。

 

詳しくは下記まとめサイトにも詳しく書いてあるので参考にリンク貼っておきます。

 

YouTubeでそこそこ成功して分かったこと書いてく-まとめブログ いたしん!- 

itaishinja.com

 

 

自分もこのまとめを見る前に独自で分析しチャンネルを2つ開設してほぼ同時並行で動かし、結果的に運良く2つめで収益化の軌道に乗れました。

 

 

先に失敗した方のチャンネルについて説明します。

失敗した要因を分析すると、そのジャンルでトップの人でも再生回数1万回程度の再生回数であり、ジャンルがニッチすぎてユニーク視聴者数が少ない事が失敗の原因と推測しました

 

ライバルと比較し一定の再生回数は取れていたのですが、固定ファンは視聴し続けてくれても新規層がなかなか入ってこず爆発的な伸びはありませんでした。

 

 

もう1つの理由は、収益化の条件①の総再生時間にも繋がりますが、YouTubeが存在する限り永遠に動画があり続けるのでコンテンツを貯められるという性質があります。

一過性の流行りや時事ネタなどその時々にしか再生されない動画だと時期が過ぎたら再生されなくなり伸びなくなります。

扱っていたジャンルがまさにそんな感じで再生されるのは投稿から数日間のみ、過去動画は全く再生されないという事に投稿を始めてからこのチャンネルの弱点に気付かされました。

 

自分が好きなジャンルだったので投稿自体は楽しかったのですが、自分がやりたい内容なだけでニーズは少なく、市場規模を捉えきれて無かった事が問題だったとこのチャンネルを経て勉強になりました。

 

 

 

2つ目に開設したチャンネルが収益化できたチャンネルです。

1つめの反省点を踏まえ全く違うジャンルであり、興味無い人にも見てもらえるような内容でライバルとの差別化(自分のチャンネルの特性)を明確に持った上で投稿を始めました。

 

こちらも最初は予想通り苦戦しましたが、とある動画が投稿後3ヶ月経過した時いきなりバズり始め、派生動画も次々と伸びて現時点で30万回再生以上の動画が1本、20万回再生以上が2本と上手く軌道に乗る事ができました。(その他の動画も1万回再生以上も数本出ました)

 

  

以降はチャンネル登録者数が毎日平均80人〜120人くらい増え続け最初の動画が伸び始めてから2週間くらいでチャンネル登録者数1,000人を達成する事ができました。

 

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※過去28日間で945人増加という事でバズる前は見向きもされないチャンネルだったかとわかるかと思います。

 

きっかけは正直わからなく30万回再生行った動画なんて投稿初期はしばらくの間再生回数200回程度だったし本当に突然でした。

 

ただ、理由を分析するとしたら流行り廃りは関係無い動画誰もが見れる内容でしたので、いつか日の目を浴びた時に大きく伸びる可能性はありそうと自信はあったので戦略が見事に当たりました。

 

 

また、動画をなるべく離脱されずに長く見て貰う(視聴維持率が高い)とYoutubeが良い動画だと判定してくれるらしいです。

 

視聴維持率が高いとYouTubeが良い動画とおすすめしてくれる→再生回数が伸びる→チャンネル登録者が増える の好循環で推移し続けました。

どの動画で火が付くのかわからないので、とにかく動画本数を増やして育てて行く事が大事だと思いました。

 

ちなみに自分は半年で動画投稿本数15本くらい(並行して2つのチャンネルで投稿していた)ので、週1本投稿くらいのペースと投稿頻度は少ない方だったと思います。

 半年で収益化ってわりと早い方っぽいですが、チャンネル2つ併設していたので手間は倍かかってます。

 

 

3.これからYouTubeを始めたい人へ

 

最後にまとめですが、箇条書きで僕が感じた大切な事を書かせて頂きます。

 

  • チャンネル登録1,000人は大変で最初は2桁、3桁再生当たり前は覚悟
  • 投稿したいジャンルにライバルはどれくらいいるのか把握した上でジャンル選択が大事
  • 編集は懲りすぎずある程度で割り切り、サムネに拘るのと動画更新本数を増やした方が良い
  • 挫けずに動画投稿続ければいつかYouTubeが振り向いてくれる
  • ただし、伸び代があるジャンルやニーズに合っている事が前提。成長性が無いと感じたらそのジャンルでは厳しいので別のジャンルでチャンネル作り直す
  • インターネットには無限にコンテンツがあるのでいかに離脱しないで見てもらえるか、視聴者に長く見て貰えるような起承転結を考えて動画を作る

 

 

ちなみに僕のチャンネルは顔も声も出していない系のチャンネルだしクリエイティブ能力も無いこんな僕でも収益化できたので、漠然とやるよりも戦略を持ってやる事が大事だと思いました。

 

次なる目標はチャンネル登録者数3,000人、5,000人、10,000人を目標に頑張ります。

 

もし僕の動画を見つける事がありましたらぜひグッドボタンとチャンネル登録をお願いします!

(お恥ずかしいのでURLは貼りませんので気になる人は探して見て下さい。笑)

 

2021.7.7追記

ありがたい事にチャンネル登録者3,000人を突破しました。

これからもがんばります。